田中将大の来季に入り交じる期待と不安 ヤンキース監督「田中のケガは春季キャンプにおける最大の恐怖」
MLB公式サイトが特集で来季を占う
右肘靭帯部分断裂のリハビリを乗り越え、今季終盤戦にマウンドに戻ったヤンキースの田中将大投手は、2015年シーズンに完全な状態で臨むことができるのか。ファンにとって最大の関心事となっているテーマについて、MLB公式サイトが特集で占っている。
「田中将大の腕の状態は、ヤンキースにとってどこまでの懸案事項なのか? 最後の先発2試合は彼の将来を知るために本当に十分な材料だったのか?」
ヤンキースファンから届いたこの質問に対して、公式サイトの番記者ブライアン・ホック氏は以下のように答えている。
「現時点でヤンキースは、田中が前半戦に見せたピッチングに戻るだろうという想定の下でリハビリ計画を進めている。田中は日本に戻り、2015年に32試合に先発する負荷に十分耐えうる健康体に戻れるという期待を込めて、オフに右肘をさらに休めている」
メジャーデビューイヤーで13勝5敗、防御率2・77という好成績を残した田中とヤンキースの現状について、ホック記者はこのように説明。さらに、7月8日のインディアンス戦で右肘痛を訴えて故障者リスト(DL)入りした後、リハビリを乗り越えた田中が9月に見せたピッチングについて、さらに考察を加えている。