元楽天マギーがMLBのカムバック賞を受賞 2年ぶりのメジャー復帰で活躍
キャリア最多の160試合に出場し、打率.287、29二塁打、4本塁打、76打点
今季開幕前に楽天からマーリンズに移籍し、2年ぶりにメジャー復帰を果たしたケーシー・マギー三塁手(32)がナ・リーグのカムバック賞を受賞した。MLB公式サイトの番記者30人の投票により選出され、7日(日本時間8日)に発表された。
マギーは今季打率.287、29二塁打、4本塁打、76打点と活躍。177安打はナ・リーグ4位で、出場160試合とともに自身のキャリア最多となった。
マギーは2003年にカブスにドラフト10巡目で指名を受け、09年にはブルワーズで打率.301、16本塁打、66打点と活躍、新人王候補候補にも選出された。翌シーズンも157試合に出場し、打率.285、23本塁打、104打点と結果を残したが、その後、不振に苦しんだ。そして昨年は楽天でプレー。打率.292、28本塁打、93打点と活躍し、楽天の日本一に貢献。ベストナインにも選出された。
今季はマーリンズと1年契約を結び、メジャー復帰。マギーは日本プロ野球での活躍を経て、成長した姿を見せつけた形だ。
一方、ア・リーグはマリナーズのクリス・ヤング投手がカムバック賞に選出された。昨年は故障続きでマイナー生活を送ったが、今年は29試合先発で12勝9敗、防御率3・65と活躍した。サイ・ヤング賞最有力候補の“キング”ことフェリックス・ヘルナンデス投手、岩隈久志投手らと強力な先発ローテーションを構成した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count