最速159キロの大谷に敵将も驚嘆 「驚きの腕の速さを持っている」
「あの年齢で100マイル(160キロ)前後を投げる姿は印象的」
MLBオールスターチーム(MLB選抜)相手に侍ジャパンが完封リレーを見せた日米野球第1戦で、敵将のジョン・ファレル監督が侍ジャパン3番手としてマウンドに上がった大谷翔平投手(日本ハム)のピッチングに言及。「驚きの腕の速さを持っている」と称賛している。ESPNが報じている。
大谷は2-0とリードして迎えた8回に登板。先頭のエスコバル(ロイヤルズ)をライトフライに打ち取ると、続くファウラー(アストロズ)の初球に157キロのストレートを投じ、会場のどよめきを誘った。最後は156キロのストレートでレフトフライに仕留め、ゾブリストの初球にはこの日最速の159キロを計測。ここもファーストゴロに打ち取り、きっちり3人で抑えた。
冷静な投球を見せた20歳右腕について、敵将も驚いた様子。「あの年齢で100マイル(160キロ)前後を投げる姿は印象的だった」と振り返り、「1イニングの投球の中で、彼にはとても落ち着きがあったように見えた。長くゆったりとした体と驚きの腕の速さを持っている」と称賛した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count