侍21U代表、2次ラウンド初戦でチェコに5回コールド勝ち! 主砲・近藤の3ランなどで5連勝を飾る
先発・中村は4回をパーフェクトピッチング
台湾・台中で行われている21U(21歳以下)野球のワールドカップ(W杯)の2次ラウンドが13日から始まり、B組1位通過した若き侍ジャパンはA組3位のチェコと対戦。4番の近藤(日本ハム)が右中間フェンス越えの3ランを放つなど、15-0で5回コールド勝ちを収めた。侍ジャパンはこれで開幕から5連勝となった。
日本は2回、鈴木(広島)の四球と盗塁からノーアウト2塁のチャンスを作り、畔上(法政大)のタイムリーで先制。
さらに3回に打者一巡の猛攻を見せる。2番の北條(阪神)が四球。3番の牧原(ソフトバンク)がショートへの内野安打でつなぎ、ノーアウト1、2塁。ここで1次ラウンド3試合で13打数3安打と波に乗り切れていなかった4番の近藤が相手投手の変化球をとらえ、右中間へ3ラン本塁打。
その後も攻撃の手をゆるめなかった21U侍ジャパン。相手のエラーもきっちりと得点に結びつけ、この回に7得点と試合を決めた。
4回にも武田(オリックス)のタイムリー、途中出場の笹川(東洋大)のタイムリー2塁打など打者一巡の攻撃で6得点。14-0とリードした。
先発は日本ハム・中村。1次ラウンドのオーストラリア戦で4回途中6失点と本来の力を発揮できなかった右腕は4回をパーフェクト。格下相手とはいえ、好結果を残した。
その後も追加点を奪った侍ジャパンは5回の時点で15点差をつけ、コールド勝ち。14日にはA組2位の韓国と対戦する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count