米紙、日米野球で好投の前田にヤンキースでも即戦力となると太鼓判 「最高級の有望な投手になる可能性がある」

「前田は今すぐにローテーションの3番手を担える」

「現実的にはまだメジャー球団は獲得可能になったわけではないが、前田は日本から海を渡ってくる最高級の有望な投手になる可能性が多分にある。水曜日にこの26歳は、ロビンソン・カノ、エバン・ロンゴリア、ヤシエル・プイグを含むメジャーのスーパースター相手に5回を完封した。将来のエースとまではいかなくても、前田は今すぐにローテーションの3番手を担えるように思える」

 記事ではそう分析し、ヤンキースが昨年の田中に続いてポスティングの最高入札額の2000万ドルを前田に投入する可能性があると指摘。一方で「彼らは今、米国内での二線級のフリーエージェント市場に明確に視線を向けている。もしも広島カープが前田のポスティングの時期を遅らせるのなら、前田が市場に出る前に、ヤンキースの先発ローテーションに厚みを持たせたいという願望が行動に移されるのではないか」としている。

 ブライアン・キャッシュマンGMは昨夏にダイヤモンドバックスから加入し、後半戦に好投したブランドン・マッカーシー投手との契約延長に動いているとみられている。今季限りで契約満了となった黒田博樹投手がチームに残留するか否かも不透明な状況だ。

 パイレーツにフランシスコ・セルベリ捕手を放出し、リリーフ左腕のジャスティン・ウィルソン投手を獲得したばかりのヤンキースは例年と異なり派手さを欠く補強が予想されているが、前田がメジャー挑戦に踏み切った場合に獲得に動く可能性はあるのか。米紙でも海外注目選手の筆頭に挙がるほど、前田への関心は高まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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