大谷が現時点で渡米すれば日本人最高額はほぼ確実!? MLB公式サイト「スーパースターになりうる」
「大谷は異様なまでの身体能力を誇る」
特集ではプロ1年目の3勝無敗、防御率は4・23、2年目の11勝4敗、防御率2・61という成績も紹介。大谷のピッチャーとしての価値を高める要素として、「年齢的に若いころから多くの登板による負荷を腕に与えている多くの日本のピッチャーと異なり、大谷は2年間で217イニングを投げただけだ」とも指摘している。
また、打者としての能力も「長打力を誇る外野手としてもアルバイトしている」と説明。プロ2年間通算438打数で打率2割5分7厘、13本塁打という成績と、身長193センチ、体重90キロという恵まれた体格にも触れ、「大谷は異様なまでの身体能力を誇る」とまで称えている。
この二刀流に関しても、本人はコメントを残しており、「最初は(MLBに)行きたかったけれど、自分自身で決めたこと。ファイターズは僕を二刀流にしてくれた。打者とピッチャーを両方できるのは僕にとってすごく魅力的だった」と話している。
さらに記事では、日米球団のスカウトの間では、大谷が日本ハムと契約時にメジャー挑戦の際には協力を惜しまないという合意事項が盛り込まれたとする見方が主流を占めていることも指摘している。
日米ともに大谷の底知れぬ潜在能力を目の当たりにした今回のシリーズ。次代のエースへの注目はさらに高まる結果となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count