今オフのメジャー移籍も視野に入れる金子千尋が大物代理人と契約か
松井秀喜氏らの移籍も手掛ける
今冬にポスティングでメジャー挑戦に踏み切る可能性があるオリックスの金子千尋投手がワッサーマン・メディア・グループ(WMG)の大物代理人、アーン・テレム氏と契約を結んだと米誌「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」のリズ・マレン記者が自身のツイッターで報告している。
テレム氏はレンジャーズのダルビッシュ有投手らと契約する大物代理人。マレン記者は「NBAとMLBの強力なエージェント、アーン・テレムが日本人のスターピッチャー、チヒロ・カネコと契約を結んだ」とマレン記者は報告している。
同氏は元ヤンキースの松井秀喜氏など多くの日本人選手のメジャー移籍の橋渡し役を務めてきた。日本人選手のクライアントとしてはダルビッシュやマリナーズの岩隈久志投手らがおり、マーリンズと13年総額3億2500万ドル(377億円)というプロスポーツ史上最高額での契約合意に達しているジャンカルロ・スタントン外野手も同代理人のWMGが手掛けている。
国内FA権を行使する一方、今オフにポスティングによるメジャー移籍に踏み切るかどうかが注目されている金子。国内FA権の行使とポスティングシステムの併用となれば、史上初で、国内外を巻き込む大争奪戦となることは間違いない。日米から大きな注目を浴びる31歳右腕がメジャー移籍となれば、テレム氏のような敏腕代理人が適任と言えるかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count