青木宣親の獲得を狙うレッズの動きが加速か レギュラー右翼手の放出に動いていると地元メディアが報じる

ブルース放出なら青木のライト起用も可能に

 ブルースに関してはパドレスがトレードに興味を示しているとされている。その一方で、レッズのウォルト・ジョケッティGMはロイヤルズの上位打線で活躍し、ライトで好守を披露した青木宣親外野手の獲得に乗り出す意向を示している。

「我々にはライトとセンターのレギュラーがいる。だから、(青木には)レフトでプレーしてもらうことになるだろう。我々は彼の守備力を買っている。彼は出塁率も高い。彼が出塁すれば何かが起きる。彼はエキサイティングな選手だ」

 レッズはセンターをビリー・ハミルトン、ライトはブルースが今季レギュラーを務めていたため、同GMは以前、こう語っていた。ただ、実際にブルース放出となれば、青木を獲得できた場合にはライトで起用することも可能だ。レッズが青木を狙う意味は、さらに大きくなる。

 ワールドシリーズで惜しくも敗れ、世界一に手が届かなかった青木は来季、どこでプレーするのか。ブルースの去就も青木の行き先に大きな影響を与えそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY