米国内で依然として高い前田健太の人気 ダイヤモンドバックスは「恋している」
メジャー球団は望みを捨てていない?
また、ESPNの著名な記者であるジム・ボウデン氏は、約1週間前の「今オフに起こる10の大胆予想」という特集の中で「ダイヤモンドバックスがマエダとサインする」という項目を7番目に挙げた。
「私はそれが間違いなく起こると予想できる」
記事の中でこう断言しており、ダイヤモンドバックスが本気であることに確かな根拠があるようだ。
前田については、広島が今オフのポスティングを認めない方針を固めたと、シーズン終了直後から日本国内で報じられている。そして、その報道は米国でも取り上げられた。そんな中、右腕が11月12日の日米野球第1戦で5回2安打無失点と快投して勝利投手となると、対戦相手のメジャーリーガーや米メディアから絶賛の声が相次いだ。試合前から前田の登板には大きな注目が集まるなど、メジャー移籍への期待は高まっている状態だ。
今オフのメジャー移籍を断念すると明言したオリックスの金子千尋投手と違い、広島や前田はまだ最終的な答えを明らかにしていない。極めて可能性は低いが、ダイヤモンドバックスを初めとするメジャー球団は、まだ望みを捨てていないようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count