日本ハム・市川友也のヘルニア手術が無事終了で全治まで2か月半 「リハビリを頑張ります」
腰が万全なら来季はレギュラー奪取も
日本ハムは3日、腰椎分離症および腰椎椎間板ヘルニアと診断された市川友也捕手が、徳島県内の病院で腰椎分離症除圧手術および椎間板摘出術を受け、無事に終了したと発表した。
今後は10日程度で退院し、その後、リハビリを開始するという。全治までは2か月半の見込み。本人は「焦らずにじっくりと治します。また元気な姿でファンの皆様の前でプレーできるよう、リハビリを頑張ります」とコメントしている。
市川は鷺宮製作所から2009年のドラフト4位で巨人に入団し、1年目の2010年に1軍で3試合に出場。しかし、その後は1軍で結果が出ずに、巨人では4年間で計9試合の出場にとどまった。
昨オフに金銭トレードで日本ハムに移籍。これが転機となり、今季は2番手捕手として71試合に出場し、8月21日の楽天戦ではプロ5年目にして初本塁打をマークするなど開花。打率2割6分3厘、2本塁打、9打点の成績を残したが、シーズン終盤はヘルニアの影響で出場選手登録を抹消されるなど、持病に苦しんでいた。
腰の状態が良ければ、来季は大野奨太からレギュラー奪取の期待もかかる苦労人。捕手としては強肩という武器も持つ。無事に手術が終了したことで、さらなる躍進への準備が整ってきたと言えそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count