元広島のルイスが来季もダルビッシュ有と先発ローテ形成へ 自己最高の年俸4億8000万円でレンジャーズと契約延長
広島時代には黒田博樹の穴を埋めた右腕
レンジャーズが元広島のコルビー・ルイス投手と1年400万ドル(約4億8000万円)で契約延長したとESPNが報じた。ルイスにとっては2012年の325万ドルを上回り、自己最高年俸となった。
35歳のベテラン右腕は今季開幕時はマイナー契約だったが、故障者続出のレンジャーズで先発ローテーションを守り、チーム最多の29試合に先発。170回1/3を投げるなど奮闘し、右肘炎症で後半戦に離脱したダルビッシュ有投手と同じチームトップタイの10勝(14敗)をあげた。
ルイスは2008年から2年間、広島でプレーし、通算26勝17敗、防御率2.82。エース級の活躍を見せ、メジャー移籍した黒田博樹投手の穴を埋めた。広島は契約延長を望んだが、家族の健康を理由に帰国し、プロのキャリアをスタートさせたレンジャーズに復帰した。
まさかの地区最下位からの巻き返しを目指すレンジャーズのジェフ・バニスター新監督は、ダルビッシュ、デレク・ホランド投手とともに、ルイスに先発ローテーションの柱としての役割を託すことになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count