メジャー球団の「右腕&左腕コンビ」ランキングでダルビッシュ有が9位、田中将大が7位に

「田中は約束を果たした」

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ヤンキース・田中将大【写真:田口有史】

「昨オフにヤンキースが田中将大を先発3番手と言い放っていたが、それは本意ではない。彼らの頭には来たる年のブロンクスで、田中と左腕の相方CC・サバシアがローテーションを率いるというグランドビジョンがあった」

 その上で、1年目から結果を残した田中を絶賛。ただ、シーズン途中に右膝を手術して離脱したサバシアについては、昨年に続いて今年も期待を裏切る形となり、復活が待たれている。

「大部分において、田中は約束を果たした。少なくとも肘の問題で2か月を失うまでは。肘のけがにつながった(7月9日の)クリーブランドでの先発(の前の試合)までは、田中は防御率2.27を残し、新人賞だけでなく、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補にも挙げられていた。サバシアはというと、2007年から2009年頃のサイ・ヤング級投手と、今の彼を間違える者は誰もいなかった。しかし、彼が膝のけがを治して復帰し、この2年で彼が残した見苦しい防御率4.87をひっくり返すことを、ヤンキースは少なくとも期待している」

 記事ではこう言及している。かつて名門球団の絶対的エースとして君臨していたサバシアが本来の力を発揮できるようになれば、このコンビはメジャートップに立ってもおかしくない潜在能力を持っていると言えるだろう。

 6位はパイレーツのゲリット・コール&フランシスコ・リリアーノ。昨年、メジャーデビューした快速右腕と、2011年にノーヒットノーランを達成しているエースの組み合わせだ。

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