ロイヤルズは青木宣親との再契約よりもカブレラ獲得を優先?
地元メディアが青木は“本命”ではないと伝える
青木宣親外野手の再契約に動いているとされるロイヤルズが、現在のフリーエージェント(FA)市場でワールドシリーズ進出に貢献した同選手を外野手補強の“本命”と考えていない可能性が浮上した。テレビ局「CBSスポーツ」のジョン・ヘイマン記者がツイッターで伝えている。
「ロイヤルズは未だに外野の空白をメルキーで埋めることを望んでいる。もしも、叶わないなら、青木、ラスムス、リオスがレーダーに入っている」
同局の名物記者はロイヤルズの補強方針をこう報告。青木が今季限りでFAとなったことで生まれた空白を埋めるために、メルキー・カブレラ外野手の獲得を第一候補に挙げているという。
カブレラは今季、ブルージェイズで打率3割1厘、16本塁打、73打点をマークし、FAとなった。4年前にはロイヤルズでプレーした経験もある。FA市場での大人気選手で、マリナーズ、レッズ、ジャイアンツ、オリオールズも獲得に乗り出しているとされている。
ブルージェイズはクオリファイング・オファーを出し、再契約を望んでいるが、カブレラはブルージェイズの人工芝のグラウンドに嫌気がさしており、移籍を熱望していると地元メディアで報じられている。ロイヤルズはカブレラ争奪戦に乗り出しているが、敗れた場合に青木、コルビー・ラスマス(ブルージェイズからFA)、アレックス・リオス(レンジャーズからFA)の3人を狙うことになりそうだ。