ロイヤルズは青木宣親との再契約よりもカブレラ獲得を優先?
青木、イチローらに動きがあるのはカブレラの去就決定後か
青木は今季、打率2割8分5厘、出塁率3割4分9厘という成績でロイヤルズの1985年以来となるポストシーズン出場に貢献。オフに入ってからオリオールズ、レッズなどの球団名も移籍先候補として地元メディアの間で挙がったが、具体的な動きはまだない様子だ。
ロイヤルズ首脳陣もその実力と貢献度を高く評価し、シーズン終了後から再契約を望む発言をしていた。ただ、地元メディアでは青木が3年契約を望んでいるとも報じられており、球団側と代理人が条件面でどのような話し合いを行っているのかは伝わってきていない。また、シーズン中盤からは青木が先発しても代走や守備固めを出され、途中交代することが多かっただけに、オファーがあっても残留となるかは不透明な状況だ。
サンディエゴで行われていたウィンターミーティングでは、FA市場の目玉の1人だったジョン・レスター投手がカブスと契約を結んだ直後、投手の去就が次々に決まりだした。ポジション毎の玉突き人事が常のため、青木や、ヤンキースからFAとなっているイチロー外野手はカブレラの去就決定後、各球団との交渉が一気に進む可能性もありそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count