上原浩治が藤川球児とのタッグ結成ならず未練 「一緒にやりたかった」
アドバイスはダルビッシュに託す
「ピッチャー同士なんで、(打席で)対戦することはない。会話するぐらいしかない。でも、会えるのはすごく楽しみ。実績は向こうの方が全然上。アドバイスはないです」
阪神時代にストッパーとして圧巻のピッチングを見せた後輩の藤川に対し、特別な助言は必要なしとした。上原も2011年途中から2012年までレンジャーズでプレーしたが「移籍はまだ今日知ったばかり。全然、連絡取っていない」と言う。
「街の情報はダルビッシュに聞けばいいと思う。テキサスには暑さとの戦いがあると思う。そこはちゃんとアドバイスはしてくれると思う。やるからにはどこだろうと関係ない。1年間、お互いできたらいいなと考えます」
高温で乾燥しているテキサスは打球が飛びやすく、本拠地のグローブライフ・パーク・イン・アーリントンはホームランが生まれやすい「ヒッターズ・パーク」と呼ばれる。ピッチャーには過酷な環境だが、エースのダルビッシュが藤川をサポートしてくれるはず。日本人ストッパーとして、戦友の健闘を上原は祈っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count