ブルージェイズが鳥谷敬でアップグレード? GM「間違いなくフィットする」
ブルージェイズGM「会談を持ったことは事実」
ブルージェイズのアレックス・アンソポウロスGMが、阪神から海外FA権を行使した鳥谷敬内野手を「間違いなくチームにフィットする」と絶賛し、正二塁手候補として獲得を検討していることを明言した。米地元テレビ「スポーツネット(電子版)」が「ブルージェイズはトリタニに興味あり」との見出しで報じている。
特集では「トロント・ブルージェイズは二塁手の空白を埋める数多くの選手を保有しているが、アップグレードを模索している」と指摘。球団が注目する選手が鳥谷だという。
「我々は少しだけ彼を調査していた。彼のことを評価しているスカウトもいる。クラブ内で議論している選手であることは間違いない。それ以上のことは何もないが、間違いなくチームにフィットする選手だよ」
地元ラジオ局「スポーツネット 590 ファン」に出演した強化責任者はこう語ったという。特集では、鳥谷の阪神での11年間の実績に触れ、左打ちの遊撃手のレギュラーで通算打率2割8分5厘、今季は3割1分3厘で8本塁打だったことを紹介している。
記事によると、ブルージェイズは若手などに二塁手の候補が数多く存在するという。球団側はメイサー・イズタリス、ライアン・ゴインズ、デボン・トラビス、スティーブ・トールセンはレギュラー候補で、試合に出場できる競争力の持ち主だと評価しているが、鳥谷もクラブの補強リストに入っており、オプションの1つだとしている。
アンソポウロスGMは「(代理人と)会談を持ったことは間違いなく事実だ」と語っている。今後、契約交渉が進んでいく可能性も十分にありそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count