イチローと初接触する移籍先候補が浮上 「オリオールズが獲得を検討」
補強ポイントと合致、米メディアが報じる
ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていたイチロー外野手が、今季のア・リーグ東地区優勝チームのオリオールズに移籍する可能性が急浮上した。米テレビ局「CBSスポーツ」が「依然として外野手を求めているオリオールズが、イチローの獲得検討」と報じている。
名物記者ジョン・ヘイマン氏は記事で「41歳となった日本の衝撃的な外野手、イチロー・スズキに対し、オリオールズが獲得を検討している」と指摘。今オフは、これまで動きが表面化することの少なかった日本の安打製造機の去就問題について触れている。
「イチローはメジャーで誰もが憧れる3000本安打達成に向けプレーを望んでおり、それにはあと156本足りない。そして、来季の所属先を求めており、オリオールズも外野手を必要としている」
こう分析し、オリックスからマリナーズに2001年に移籍して以来、来季で15年目となるメジャーでの金字塔達成に燃えるイチローと、オリオールズの補強ポイントが合致していると指摘している。
オリオールズはFAとなった今季本塁打王のネルソン・クルーズ外野手がマリナーズと契約し、ニック・マーケイキス外野手もブレーブスに移籍。外野手の補強が急務で、ロイヤルズからFAとなった青木宣親外野手、ブルージェイズからFAとなったコルビー・ラスマス外野手、オリオールズからFAとなり残留を希望している指名打者のデルモン・ヤングも獲得候補に挙がっていた。