NPB入りは再来年以降? 米国人左腕の来日は消滅も「日本を愛している」
黒田がヤンキースと再契約なら先発ローテ5番手、残留しなければ4番手
カプアーノは、先発の駒不足に悩む名門球団と再契約した理由をこう説明。ただ、まだ日本球界でプレーする意欲があることも明かしており、来オフには再びNPB入りを検討することになりそうだ。
今季、左腕はレッドソックス、ロッキーズ、そして、ヤンキースとクラブを転々。40試合に登板し、3勝4敗、防御率4.35という成績を残した。中継ぎと先発の両方をこなしたが、7月下旬に加入したヤンキースでは先発の一員としてピッチングを続け、けが人続出のローテーションを支えた。
「(ブライアン・キャッシュマンGMは)嘘はつかない男だ。最高の5人が先発することになると言っていた」
こう語っているカプアーノは、先発ローテーションの4番手を任される見込み。現在、メジャーでの現役続行か、日本復帰か、引退かで去就を熟考している黒田博樹投手がヤンキースに復帰した場合は、5番手となる可能性が高い。
MLB通算76勝を誇るバリバリのメジャーリーガーだけに、日本でプレーすることになれば、大きな話題となることは間違いない。ただ、左腕がNPBのマウンドに上がるのは、2016年以降となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count