「ジーターの後継者候補」がメッツ移籍!? ニューヨークで待望論が再燃
「貴公子」を失ったニューヨークに新たなスターは加わるか
ロッキーズが主力のトロイ・トゥロウィツキー内野手(30)のトレードを巡り、メッツと水面下で接触しているとの噂が、ニューヨークでにわかに盛り上がっている。
トゥロウィツキーといえば、オールスターに4度選出された看板選手。2020年まで10年総額1億5775万ドル(約190億円)の大型契約を結んでいるが、チームが長期低迷していることから近年は放出の噂が絶えない。
今オフにはまず、ヤンキースが引退したデレク・ジーターの後継者として獲得を目指す可能性が取りざたされた。これはトロウィツキーがジーターへの憧れを語っていたことから浮上したわけだが、現実的な話し合いに発展する前に消滅。しかし、ここに来て遊撃手が補強ポイントとなっているメッツ移籍の可能性が連日のようにニューヨーク・メディアで報じられている。
ジーターという「貴公子」を失ったニューヨークに新たなスターが加わるか。このトレードには賛否両論があるようだ。
健康であれば大リーグ・トップの遊撃手と評されるインパクト・プレーヤーが加入すれば、チーム再建を目指すメッツにとって、06年以来のプレーオフ進出への気運が一気に高まることは間違いない。