「韓国のAロッド」の実力は本物か? 米データサイトが高評価「彼はベスト」

韓国でNO1の打者

 記事では「韓国リーグは打者優位なリーグだ。姜の名前が浮上するたびに、我々が耳にしてきたフレーズである」と指摘。確かに、今年の韓国リーグでは規定打席に到達した55人の打者のうち、実に36人が3割以上をマークした。その上で「彼の成績はえげつないものだ。彼の通算成績を見ると彼がファーストかサードのような長打力を誇る、ミドル・インフィルダー(二塁手か遊撃手)ということになる」としている。

 では、打者有利のリーグでこの成績を残した姜正浩の成績について、どのような評価を下しているのか。記事では「果たして彼のリーグでどのくらい優秀なのか」と投げかけた上で、その答えを示している。

「回答。彼はベストだ。しかも、2位以下と圧倒的な差をつけている。少なくとも2014年はそうだ。過去6年のうち、5年間は韓国で最高の打者だった。最も安定性のある打者はパク・ビョンホ(2014年に52本塁打を放った)。だが、パクは一塁手で、姜は少なくとも二塁は守れる」

 一塁手や三塁手ではなく、遊撃手としてこの打撃成績を残しているのは驚異的というのが、データサイトが出した答えとなっている。

 実際にメジャーに行けば圧倒的な身体能力を誇る選手たちが二遊間を守り、バットでもチームに貢献する。過去には、その壁に跳ね返され、レギュラー落ちやマイナーでのプレーを余儀なくされた日本人選手もいる。データでは現在の韓国NO1打者とはじき出された「韓国のAロッド」は、メジャーでどんな成績を残すのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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