鳥谷敬はパドレスの補強ポイントに合致? 「2つの必要性を満たす」
大量補強が続くパドレス、鳥谷はプレーオフ進出への最高のピースか
記事ではこう言及し、日本球界の鉄人に期待感を示している。阪神で3度のゴールデングラブ賞に輝いた堅実な守備、そして、1番打者を務められる打撃センスと、パドレスの2つの補強ポイントに合致しているという。
特集では、阪神での11年間で通算3割7分2厘という鳥谷の高い出塁率と、2009年シーズンに20本塁打を記録したことがあるパワーも指摘。「これ(長打力の部分)はメジャーリーグに適応できないだろうが、鳥谷は現時点の1番バッターの選択肢をかなりアップグレードする」と高く評価している。
過去2年間の出塁率は4割で、三振数よりも四球の数が上回る選球眼の確かさもプラス材料とされている。ちなみに、パドレスの今季の一番打者の出塁率は平均2割9分2厘と物足りない数字だったという。
マット・ケンプ、ジャスティン・アップトン、ウィル・マイヤーズとパワーヒッター型の外野手を大量補強したパドレスで、来季の1番打者候補はアマリスタ。ただ、今季の出塁率は2割8分6厘に終わっている。
記事では、鳥谷を獲得するとなれば、年齢的に1~2年契約となるとも予想されている。大型トレードを繰り返し、ナ・リーグの台風の目になりつつあるパドレスで、鳥谷はプレーオフ進出に向けた最高のワンピースになるかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count