イチローがオリオールズの補強最終候補に? 「興味を示し続けている」
FA選手ではラスマスとイチローの2人に興味を示すオリオールズ
ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手が、右翼手の補強を目指すオリオールズの最終候補になっていると、FOXスポーツの名物記者、ジョン・モロシ氏が自身のツイッターで伝えた。
今季、ア・リーグ東地区を制したオリオールズだが、オフに入ってから本塁打王のネルソン・クルーズがマリナーズへ、正右翼手だったニック・マーケイキスがブレーブスへFAで流出。レギュラー外野手の補強が急務となっている。
モロシ記者は、現状について最初に以下のように伝えた。
「オリオールズは、ほかの左打ちの外野手の(補強)オプションもある中で、コルビー・ラスマスと継続的な対話を持っている」
ここまで、ロイヤルズからFAとなっている青木宣親らも含め、何人かの名前が補強候補として浮上してきたが、現在はブルージェイズからFAとなったラスマスを最有力候補に交渉を進めているようだ。
ただ、モロシ氏はもう1人の最終補強候補がいることにも触れている。
「オリオールズは同様にイチローに興味を示し続けている」
地区連覇を狙う強豪が、日本が誇る安打製造機を狙っていることは以前から米メディアの間で伝えられていたが、獲得への動きは現在も継続しているようだ。
一方で、地元紙はオリオールズがトレードでパドレスのセス・スミス、ウィル・ベナブルを狙っているとも報じており、実現すればFA選手獲得が消滅する可能性もある。
去就決着は自身初の越年となることが現実味を帯びてきたイチロー。この先もオリオールズの動きが鍵を握ることは間違いなさそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count