イチローと青木宣親がともに右翼補強の最終候補 FA市場のライバルに?

オリオールズの補強リストは3人中2人が日本人

 イチロー外野手と青木宣親外野手が、フリーエージェント(FA)市場におけるライバル状態となっている。米テレビ局「FOXスポーツ」の名物記者、ジョン・モロシ氏が、自身のツイッターでア・リーグ東地区王者のオリオールズによる右翼手補強の現状を説明。3人の最終候補の中に日本人2人がそろう事態となっている。

 オリオールズは今オフ、目立った補強を展開していない。FAになった今季本塁打王のネルソン・クルーズはマリナーズに、ライトのレギュラーだったニック・マーケイキスがブレーブスに移籍。同じくFAとなっていた指名打者&外野手兼任のデルモン・ヤングと契約延長にこぎ着けたが、守備面に難があるために、名将バック・ショーウォルター監督はライトでの起用に消極的と地元メディアで報じられている。

 そんな中、モロシ氏は「オリオールズは、ほかの左打ちの外野手の(補強)オプションもある中で、コルビー・ラスマスと継続的な対話を持っている」とツイート。ブルージェイズで今季打率2割2分5厘と低迷し、FAとなっている左打ちの28歳と水面下で交渉を続けていることを明かした上で「オリオールズは同様にイチローに興味を示し続けている」と日本の誇る安打製造機を獲得する可能性も報告していた。

 そして、このツイートの7時間後に、モロシ氏はオリオールズの補強リストに存在する、もう一人の日本人選手を挙げた。

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