イチローと青木宣親がともに右翼補強の最終候補 FA市場のライバルに?

「オリオールズはノリ・アオキにも依然として興味を示している」

「FA外野手の中からコルビー・ラスマス、イチロー・スズキに加え、オリオールズはノリ・アオキにも依然として興味を示している」

 こうツイートしており、外野手のFA市場に残っている日本人2人が、オリオールズの正右翼手の座を巡るライバル関係となっている現状を明らかにしている。

 この補強レポートにオリオールズファンは敏感に反応している。モロシ氏のフォロワーは「アオキの守備率はライトで99%以上で、UZR(アルティメット・ゾーン・レーティング)も良好だ。個人的にはラスムスはいいかな」とコメント。守備面でいかに失点を防いだかを示すUZRという指標を持ち出し、今季、ロイヤルズのワールドシリーズ進出に貢献したことも強調した。

 また、「(ラスマスと青木は)どちらも肩の問題で(レギュラーの)右翼手ではない。イチローが役に立つ」と、”レーザービーム”の異名を持つほど正確無比な強肩を誇るイチローを推す声もあった。

 41歳という年齢がネックとなっているイチロー、地元メディアによると3年契約を求めていると報じられている青木は、なかなか新天地が決まらない。各球団が補強を着々と進める中、マーケットに残った2人の日本人選手は、少なくなったレギュラー外野手の椅子を争う格好となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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