2014年を振り返る セ・パ プロ野球10大ニュース
バリバリのメジャーリーガーが日本へ セ・リーグ1位はオフの話題をさらったビッグニュース
4位 ヤクルト山田、右打者最多安打で大ブレーク
山田は打率3割2分4厘、29本塁打、15盗塁。193安打を放ち、右打者最多安打記録を更新。杉村打撃コーチの指導のもと才能が開花した。来シーズンはトリプルスリーの期待もかかる。
3位 キューバ人の移籍解禁、DeNAグリエル衝撃デビュー
キューバからの移籍が解禁となり、巨人・セペダ、DeNA・グリエル、ロッテ・デスパイネと、有力選手が続々と日本へ。グリエルは飛行機に乗れない、食が合わないなどの問題もあったが、攻守にハイレベルなプレーを見せ、オフは争奪戦にもなった。
2位 巨人リーグ3連覇もCS4連敗でシーズン終える
2年目右腕・菅野の奮闘や終盤の接戦に強かった原巨人が2012年から3年連続のリーグ優勝。日本シリーズ進出をめざし、阪神とのCSに臨んだが、その菅野の離脱などもあり、4連敗を喫した。
1位 黒田博樹が広島復帰、前田健太も残留してWエースで24年ぶりVへ期待
ドジャース、ヤンキースでメジャー通算79勝の黒田が8年ぶりに広島へ。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍が見送られ、残留の決まったエース前田健太と2人の好投手が揃い、24年ぶり優勝が一気に現実味。
【パ・リーグ】
10位 ロッテ石川が新人王、アジャ井上らルーキーが開幕4人ベンチ入り
ロッテのドラフト1位ルーキー石川が10勝を挙げ、新人王を獲得。来シーズンはヤクルトへFA移籍した成瀬の穴を埋めるべく、さらなる飛躍が期待される。ロッテは新人を多く抜擢。石川だけでなく、アジャこと井上が開幕4番を務め、投手の吉原、捕手の吉田の4人が開幕からベンチ入りした。
9位 金子の移籍騒動、メジャーや他球団移籍を視野も残留
国内FA権を行使していたオリックス・金子千尋が残留。中日や阪神、楽天などが獲得競争に乗り出していた。さらに、ポスティングシステムを利用しての今オフの大リーグ移籍も目指したが、断念。11月末にプロ入り後2度目となる右ひじの手術を受け、全治約3カ月と診断された影響もあり、4年総額20億円、出来高でオリックス残留。
8位 衝撃のデビュー、西武の新人・森が3戦連発などでデビューイヤーを飾る
8月14日のオリックス戦に代打で出場し、プロ初本塁打。15日の日本ハム戦は指名打者で先発出場し、1打席目に2号ソロ。さらに、16日の日本ハム戦でも代打本塁打を放った。高卒新人では1953年の豊田泰光(西鉄)、68年の江島巧(中日)に次いで、史上3人目の3試合連続本塁打を記録した。