イチローとオリオールズはすでに交渉中? 「代理人と会談を持っている」

「彼は未だに左腕を巧みに攻略」「価値あるオプションになる」

「球団の中にはスズキをそれほど評価しない人間もいる。41歳で、ニューヨーク・ヤンキースで役割が減らされた過去2年では打撃の数字も低下している。それでも、これは彼のそれまでの活躍がいかに偉大だったかの証明でもある」

 記事ではこう指摘した上で、イチロー獲得のメリットに言及している。

「昨季の143試合出場、385打席はいずれもキャリア最低だが、彼は未だに左腕を巧みに攻略している。左腕相手の通算打率は3割3分で、今年は63打席21安打で、打率3割3分3厘、出塁率3割9分4厘、長打率4割1分3厘を記録している。スズキの全盛期はすでに過ぎていることに議論の余地はないが、彼は価値のあるオプションとなる」

 10年連続200本安打を記録したかつての天才と比べると、40歳を過ぎたイチローの数字は物足りないかもしれない。だが、現在も地区連覇を狙う強豪にとって価値ある存在と分析されている。

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は相手投手が左腕の場合は左打者を極力、先発させないなど柔軟性に欠ける起用法が散見され、地元メディアの批判の対象にもなった。イチロー自身もデータ上で相性のいい左腕の先発時にオーダーから外れる試合が多かった。

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