イチローは現役でも“別格”の存在? 「疑いなく野球殿堂入りする選手」

米メディアが現役の殿堂入り候補を特集、ジーター、プホルス、カブレラ、イチローは確実?

 ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手が、将来の野球殿堂入り候補としてメジャーでも“別格”の扱いを受けた。ESPNが「野球殿堂入りする現役選手は誰?」との見出しで報じている。

 記事では、2014年までのWAR(Wins Above Replacement)をもとに、15人の候補を選出。WARとは打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標で、そのポジションの代替可能選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みしたかを表す。現在のメジャーで最も重視されている数字だ。

 だが、ここにイチローの名前は含まれていない。その理由は、記事の前半部分で明かされている。

「2014年時点で、疑いなく将来に野球殿堂入りする選手が4人だけいる。引退したデレク・ジーター、アルバート・プホルス、ミゲル・カブレラ、イチローだ」

 昨年限りで引退したジーターを含め、この4人は現役選手の中でも突出した存在だと指摘。いずれもメジャーで抜群の実績を残し、スーパースターとしての地位を確立している。

「カブレラやイチローに対しては、反論もあるかもしれない。だが、殿堂入りのバロメーターとされてきたことごとにおいて、彼らはともに抜きん出ている。打点、安打数、打撃タイトル、(シーズン)MVPだ。彼らは独自の方法で並外れた数字を残しており、特にカブレラはこの先もいいシーズンを過ごすだろう。よって彼らの殿堂入りは堅いと見なした」

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