過去の偉人と徹底比較! イチローは1年目で殿堂入りなるか

今年は3人が栄誉ある資格1年目での選出

 今年のアメリカ野球殿堂入り選手が発表された。ランディ・ジョンソン氏、ペドロ・マルティネス氏、ジョン・スモルツ氏の元投手3人が資格1年目で選出され、通算3060安打のクレイグ・ビジオ氏は3年目での殿堂入りとなった。

 全米野球記者協会(BBWAA)に10年連続で所属した記者たちの投票で決まる野球殿堂入りは、MLBでもスーパースターとしての地位を確立している人物に与えられる名誉。MLBで10年以上プレーした選手のうち、引退から5年以上が経過した元選手に資格が与えられるが、1年目での殿堂入りはスーパースターの中でも別格の存在と見られている人物の名前ばかりがそろい、特別なものとして認知されている。

 ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手は、引退後の野球殿堂入りが確実とされている。ESPNでは、年明けに現役選手の殿堂入りを占う記事を掲載し、イチローはデレク・ジーター(昨年限りで引退)、アルバート・プホルス、ミゲル・カブレラとともに「疑いなく将来に野球殿堂入りする選手」と紹介された。

 むしろ、ポイントは資格取得1年目での選出という名誉をつかめるかどうかだろう。過去、資格取得1年目で殿堂入りした選手のうち、野手全員の成績とイチローの成績を比較してみた。

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