低迷するNYスポーツは復活するか 米紙が分析、果たしてヤンキースは?
「昨冬の大型契約は、タナカを除いて全て落胆させるものだった」
この特集が指摘する通り、近年は大型契約を結んだ挙げ句に“不良債権”となってしまう選手が多く、身動きが取れなくなっているヤンキース。昨オフの大補強も効果は生み出さず、記事では田中の獲得だけが唯一の成功だとされている。
「(若手を獲得しても)興奮するには重荷がありすぎる。昨冬の大型契約(カルロス・ベルトラン、ブライアン・マッキャン、ジャコビー・エルズベリー、マサヒロ・タナカ)は、タナカを除いて全て落胆させるものだった。(タナカが)肘の靱帯に部分断裂(決して自然治癒しない断裂)を受けたとしても」
記事では、米ブックメーカー「ボバダ」で、ヤンキースのワールドシリーズ優勝オッズが25倍となっていることを紹介。近年、低迷が続くメッツと同じ倍率であることを強調している。それだけ、今季の期待値は低い。
低迷するニューヨークのスポーツチームの中でも、ヤンキースの復活への道のりは特に険しいと見られているようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count