イチロー、青木の移籍先候補オリオールズ 2人への興味は「生ぬるい」?
地元メディアが獲得に熱心ではないことを伝える
ヤンキースからフリーエージェント(FA)となったイチロー外野手、ロイヤルズからFAとなった青木宣親外野手の移籍先候補として浮上しているオリオールズが、2人の獲得に熱心ではないことを地元メディアの「コムキャスト・スポーツネット・ボルティモア」が報じている。
オリオールズは今オフ、昨季本塁打王のネルソン・クルーズがマリナーズ、右翼のレギュラーだったニック・マーケイキスがブレーブスと、外野を守れる2人がFAで流出。穴を埋める実力者の補強が急務となっている。
米メディアの報道では、ブルージェイズからFAとなっているコルビー・ラスマスとともに、イチロー、青木の名前が獲得候補として浮上。すでに多くのFA選手の契約が決まり、レギュラークラスの外野手では、この3人がマーケットの中心となっている。
ただ、当初からオリオールズの本命はラスマスとされており、バック・ショーウォルター監督が自ら本人と面接も行っている。その後、両者の交渉が進んでいるとの情報はないが、日本人の2人への興味を強めているという話も伝わってこない。