ア・リーグの先発ローテNO.1はマリナーズ 岩隈久志の活躍は当然?
パドレスは9位の高評価も、21億円超オファーで黒田獲りに動いていた?
7位は、次々と若手が台頭し、今年はアレックス・コブ、クリス・アーチャーが中心となるレイズ。8位にはア・リーグ最強左腕のクリス・セール率いるホワイトソックスが入った。
9位はパドレス。アンドリュー・キャッシュナー、イアン・ケネディ、タイソン・ロスらの実力を評価されている。ただ、パドレスはここに広島復帰を決めた黒田博樹を加えようとしていたと報じられている。MLBでも上位の充実ぶりを誇りながら、今年40歳になる右腕に1800万ドル(約21億2500万円)のオファーを出していたという。メジャーにおける黒田への高い評価が、あらためて分かる事実と言えるかもしれない。
10位は、昨季のサイ・ヤング賞に輝いたコーリー・クルーバーが中心となるインディアンスとなっている。
マリナーズは、今季本塁打王のネルソン・クルーズを加えるなど、野手も積極的に補強。野球専門の米データサイト「ファングラフス」では、ア・リーグ最高勝率チームになると算出されている。
ただ、その鍵を握るのはやはり、ヘルナンデス、岩隈が「2枚看板」を形成する先発ローテーション。2001年以来のプレーオフ進出、そして球団史上初のワールドシリーズ進出はなるか。投手陣がリーグNo.1の実力を証明すれば、最高の結果が付いてくることになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count