ジャイアンツと“格安”で契約合意の青木宣親 「この冬最高の補強の一つ」

米データサイトが青木の“お買い得感”を指摘

 ジャイアンツへの入団が合意に達した青木宣親外野手の契約が「この冬最高の補強の一つ」と絶賛されている。1年400万ドル(約4億7000万円)プラス出来高で、球団が持つ契約延長オプションを行使しても2年最大1250万ドル(約14億7000万円)。オプション破棄の場合は70万ドル(約8200万円)を払えばいいという内容は、青木の実力を考えると格安条件と考えられているようだ。

 野球専門の米データサイト「ファングラフス」は、ジャイアンツの青木獲得を受けて「ジャイアンツはノリ・アオキを巧みに獲得した」との見出しで記事を掲載した。

 その中で、同じような評価を受けるニック・マーケイキス外野手がブレーブスと4年4400万ドル(約51億7000万円)の大型契約を結んだのに対して、青木2年1250万ドルであることを指摘。最終的に全額を受け取る結果になったとしても、予想の半分程度に過ぎないとしている。青木は当初から3年2400万ドル(約28億円)程度の価値があるとされていた。

「この価格での契約は、この冬最高の補強の一つだ」

 記事では、このように“お買い得感”を指摘している。

「アオキはスターではないが、完璧に満足できる外野手だ。プラトーン(相手投手の左右によって右打者と左打者を使い分ける)起用の問題もないので、毎日プレーできる。彼には十分な守備力があるので、試合終盤に交代させる必要もない。そして、ジャイアンツは基本的に彼にベンチプレーヤー並みの金額を払えばいい」

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