青木宣親は世界一球団を「強くする」 地元紙がジャイアンツ加入を歓迎
年俸5億5500万円での1年契約は「質の高い補強」
ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となっていた青木宣親外野手を獲得したジャイアンツが「またしてもクオリティーの高い補強」と高く評価されている。米紙ボストン・グローブが報じた。
「いつも効果的な選手を補強しているジャイアンツによる、またしても質の高い補強だ。1年475万ドル(約5億5500万円)に出来高を加えた契約内容で、レフトでレギュラーとなりそうだ」
記事ではこう伝えている。青木は地元メディアに3年契約を求めていると報じられ、年俸800万ドル(約9億3600万円)が適正年俸と算出されていた。総額2400万ドル(約28億円)となる可能性もあった青木を“格安”で獲得したジャイアンツのブライアン・セイビアンGMの手腕と目利きをたたえている。ちなみに、2016年は球団が契約オプションを保有している。
一方、地元紙「サンスランシスコ・クロニクル」は「ノリ・アオキはジャイアンツを少しだけ強くする」という見出しで、昨年も含めて最近5年で3度のワールドシリーズ制覇を達成している常勝軍団にとっても着実な強化策であると伝えている。
「ドジャースを恐怖させるものでもなければ、ブロックバスター(巨額の資金を投入する)の補強でも、ファンが街で踊り出すようなものでもない。だが、ノリ・アオキの獲得でジャイアンツは間違いなく向上する。1年契約でたったの470万ドルの契約となった彼はお買い得のようだ」
記事では、“お値打ち”で実効性の高い補強だと指摘している。