青木宣親は世界一球団を「強くする」 地元紙がジャイアンツ加入を歓迎

新天地ではレフトが濃厚、堅実な守備も大きなプラス?

 昨年は、ロイヤルズの1985年以来のワールドシリーズ進出にライトのポジションで貢献した青木だが、新天地ではレフトとなる可能性が高い。

「レフトでいかに機能するか悩んでいる人間は簡単に忘れられない記憶だが、マイケル・モースに関する全てを忘れなければいけない。まったく彼は容赦ない力を持ち、堂々と振る舞い、大いに愛され、そして昨年は多くの重要な場面で活躍していた」

 FAでマーリンズに移籍したモースを忘れることがジャイアンツファンの第一歩だと記事で指摘されているように、パワーヒッターの前任者と、長打力には欠けるがオールラウンダーの青木は対照的な存在だ。

 記事では「モースはレフトで役立たずだったので、チームはアップグレードを求めていた。アオキはワールドシリーズでは守備面で不安定だったが、シーズンを通じて完璧なまでに歓迎すべきコーナーの外野手で、時に魅了するようなプレーも披露する」と2人を比較。守備に難のあるモースは一塁を守る試合があり、負傷もあってプレーオフでは指名打者や代打に回ることも多かったが、青木の守備面の堅実さは前任者のパワーと引き換えにしても大きいプラスだという。

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