ジャイアンツ監督が青木のスピードに期待 「1番」起用の可能性も示唆
青木にリードオフマンを託すのか
サンドバルとモースは昨季ともにホームラン16本。昨季のデータで見れば、この4選手の入れ替えで本塁打は27本減少する計算となるが、5年間で3度ワールドシリーズ優勝に導いた名将はパワーの低下をスピードや出塁率で補う考えを示している。
「春季トレーニングまであと2、3週間あるので、自分たちの戦力を見てみる。アンヘル(パガン)の打順を下げて、青木に1番打者を任せるのが球団にとってより有益か考えてみる」
こうも語ったボウチー監督。昨季主に1番打者を務めたパガンは96試合出場で打率3割、3本塁打、27打点という成績だったが、ヘルニアの手術でシーズ途中で離脱していた。その切り込み隊長の代わりに、青木にリードオフマンを託すのか。6年間で4度目のワールドシリーズ制覇に向け、昨季王者がどのような野球を見せてくれるのか、注目だ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count