マーリンズの新同僚がイチロー歓迎 「ヒットキング」獲得に「多大な敬意」
マーリンズ初の日本人選手も、元チームメートが多く、溶け込みやすい環境か
マーリンズとの1年契約に合意したイチロー外野手が、新天地のチームメートから早くも歓迎されている。今オフに移籍したマイケル・モース内野手が、自身のツイッターで「日本のヒットキング、イチローを獲得したマーリンズに多大な敬意を払う」と安打製造機の加入を喜んだ。
昨年はジャイアンツで2割7分9厘、16本塁打、61打点と活躍し、ワールドシリーズ優勝に貢献したモース。オフにフリーエージェントとなり、マーリンズと契約を結んだが、2005~08年にはマリナーズでイチローとチームメートだった。
生まれ故郷のフロリダ州を本拠地とするマーリンズに一足早く加入していた「ビースト」の異名を持つ強打者は、「ヒットキング」と再び同じチームでプレーすることに喜びを隠せなかった。
今年でメジャー15年目を迎えるイチローにとっては、自身初のナ・リーグへの移籍。また、マーリンズでは初の日本人プレーヤーとなる。
ただ、新天地には昨年途中から同僚だったマーティン・プラド内野手がいる。ヤンキースでは、夏場にライトのポジションを争うなど、捕手と投手以外ならどのポジションでも守れる万能型選手だ。
また、同じくヤンキースでチームメートだったデビッド・フェルプス投手、プレストン・クレイボーン投手も今オフに移籍加入。顔なじみが多いために、クラブハウスでも溶け込みやすい環境となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count