イチローに“超VIP”待遇 日本でのマーリンズ入団会見にオーナー出席?
日本での会見に球団幹部総出は異例中の異例
マーリンズと1年契約を結んだイチロー外野手は、29日に都内で記者会見を行う予定となっている。ここに、球団オーナーのジェフリー・ローリア氏も同席する可能性があることを地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。
メジャー3000安打達成まで156本と迫るレジェンドとの正式契約のため、マーリンズはデビッド・サイモン球団社長、マイケル・ヒル強化部門責任者、ダン・ジェニングスGMら球団幹部5人以上が来日。マーリンズ初となる日本人プレーヤーの誕生が正式に発表された。
そして、入団会見にはオーナーも出席する見込みだという。マイアミ・ヘラルドのマニー・ナバーロ記者は、同紙公式サイトのブログで「オーナーのジェフリー・ローリアを含めるチームの代表陣は記者会見のために日本へ旅立った」と報告。日本メディア向けのリリースには、記者会見の登壇者の中にローリア氏の名前は含まれていないが、サプライプ登場の可能性もありそうだ。ローリア氏は、すでに球団を通じて「彼はフィールド上でもフィールド外でも究極のプロフェッショナル。我々の球団に最高の補強となるだろう」と声明文を発表している。
日本人選手との契約や、その記者会見のために、オーナーら球団幹部が総出で来日することは異例中の異例。条件面は1年契約の年俸200万ドル(約2億3600万円)で、若き外野陣を支えるバックアップとしてのスタートとなるが、圧倒的な実績を誇るメジャー15年目の安打製造機に対する敬意と計らいは相当なものだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count