マーリンズでイチローの背番号51が復活か 球団公式サイトが伝える
マリナーズでは永久欠番が濃厚、「51番のユニフォームを着ることになる」
マーリンズ入団が正式決定したイチロー外野手が、今季はトレードマークの背番号「51」に戻る見通しを球団公式サイトが伝えた。「イチロー、マーリンズとの1年契約と締結」との見出しでレポートしている。
マーリンズは28日(現地時間27日)にイチローとの正式契約を発表した。このニュースを伝える球団公式サイトの記事では「51番のユニフォームを着ることになるイチローは、フランチャイズ史上初の日本人選手となる」とも報じている。
イチローはオリックス入団時から背番号51を付け、偉大なキャリアを築いてきた。2001年にマリナーズに移籍してからも、かつて剛腕のランディ・ジョンソン氏が付けていた「51」を選び、1年目からMVPと新人王に輝くなど大活躍。デビューから10年連続ゴールドグラブに輝くなど堅守を誇り、マリナーズの右翼は「エリア51」と名付けられた。
今年、アメリカ野球殿堂入りを果たしたジョンソン氏は、すでにマリナーズで伝説的存在。背番号51は永久欠番となることが確実と見られている。一方、日本から来た安打製造機の実績も圧倒的で、ジョンソン氏と同じように将来の殿堂入りが確実視されている。そこで、マリナーズはイチローが現役引退してから連名で永久欠番に制定する可能性が高いと米メディアでは報じられている。