イチローがマーリンズ入団会見 「どのように料理してくれるのかと期待」

球団幹部が総出で出席の“超VIP待遇”、イチローも「マイアミからトータルで18時間。ただただ恐縮」

 マーリンズと正式契約を結んだイチローの入団会見が、29日に都内で行われた。報道陣100人以上、20台以上のテレビカメラが詰めかける中、イチロー、デイビッド・サムソン球団社長、エージェントのジョン・ホッグス氏、マイケル・ヒル強化責任者、ダン・ジェニングスGMが出席。日本での会見に、米国から駆けつけた球団幹部が総出で出席する“超VIP待遇”となった。

 黒のスーツに身を包んだイチローは冒頭で硬い表情を浮かべていたが、球団幹部らの話を聞いているときには笑みをこぼす場面も。そして、第一声でユーモアたっぷりに決意表明を行った。

「こんにちは。ただただ恐縮しております。マイアミからトータルで18時間かかったそうですが、この機会を日本で実現できることは通常ありえないと認識していて、ただただ恐縮です。こういう会見は2000年以来になるんですけど、みなさんに僕がどのように料理されていくのかという大いなる不安と、みなさんがどのようにうまく料理してくれるのかという大いなる期待が混在しています。よろしくお願いします」

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