メジャー復帰目指す元楽天ジョーンズの移籍先にインディアンスが浮上
「インディアンスは費用対効果の高い右打者を探している」
メジャー復帰を目指す元楽天のアンドリュー・ジョーンズ外野手に対して、インディアンスが興味を持っていると米メディアが報じた。右打ちの強打者の獲得に動いており、候補の1人に「AJ」の名前が挙がっている。
「インディアンスは費用対効果の高い右打者を探している。(ライアン・)ルドウィック、リード・ジョンソン、(真剣にカムバックを考えている)アンドリュー・ジョーンズが候補だ」
CBSスポーツの敏腕記者として知られるジョン・ヘイマン記者は、自身のツイッターで現状についてこう報告している。
ジョーンズは2012年オフにヤンキースからフリーエージェントとなり、楽天に加入した。初年度の2013年から不動の4番に座り、球団初の日本一に大きく貢献。絶大な人気を誇ったが、昨季終了後に退団した。
メジャーではブレーブス、ドジャース、ヤンキースなどで通算2196試合に出場し、打率2割5分4厘、434本塁打、1289打点の実績を誇る。全盛期は守備の名手としても知られ、ブレーブス時代には10年連続でゴールドグラブ賞に輝いた。
複数の米メディアは、ジョーンズが3年ぶりのメジャー復帰を目指していると1日に報じ、代理人のスコット・ボラス氏も「彼はもう1度、ビッグリーグでプレーしたがっている」と明言。外野手や一塁手の控え、DHとして仕事を探しており、すでに2球団以上が興味を抱いているとされていた。
メジャーでも一時代を築いた男のカムバックに、米国内では注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count