川崎宗則も有力候補の1人 ブルージェイズは現有戦力から正二塁手決定へ
米メディアはレギュラー候補の中に川崎の名前を挙げる
アンソポロスGMの発言で、チームは現時点で所属している選手の中からレギュラーを探すことが明らかになった。情報サイトの「MLBトレード・ルーマーズ」は、候補としてマイサー・イズタリス、ライアン・ゴインズ、スティーブン・トールソンとともに、川崎の名前を挙げている。タイガースからアンソニー・ゴースとのトレードで獲得した若手有望株のデボン・トラビスも争いの中に加わってくる可能性があるという。
川崎は渡米後、4年連続でマイナー契約でのスタートとなるが、マリナーズに所属していた2012年も含め、過去3年はすべてメジャー昇格を果たしている。ブルージェイズでは明るいキャラクターとひたむきなプレーぶりからチームメートとファンから圧倒的な人気を誇り、ジョン・ギボンズ監督を初めとして首脳陣やスタッフからの信頼も厚い。今年もどこかのタイミングでメジャー昇格することは確実と見られている。
昨年は二塁、三塁、遊撃を守ったが、途中出場を含めて二塁の59試合が最も多かった。キャンプでのアピール次第では、正二塁手として開幕を迎える可能性も決して低くない。内野の「便利屋」としても高い評価を受けている川崎だが、大きな武器を持つだけに、マイナー契約からのレギュラー奪取にも期待がかかる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count