上原は今季も立場揺るがず 米野球専門データサイト「明快なクローザー」
「タザワはセットアッパーの筆頭として際立っていた」
予想では、9イニングあたりの奪三振数は昨年の11.19個から9.87個に減少するとされている。
一方で、昨年の空振り奪取率がキャリア最高の2012年(18.9%)とほとんど変わらなかったことを指摘しており、力の衰えは見られないとの見方を示している。
また、前述した文章では「彼(上原)に続く者たちには疑問が残る」と不安材料を挙げていたが、記事内ではその中でも田澤については「タザワはセットアッパーの筆頭として際立っていた」と言及。昨季チーム最多の71試合に登板し、ブルペン一の16ホールドをマークしている点にも触れ、2年連続で結果を残した右腕を高く評価。ブルペンでは守護神につなぐ存在として欠かせないと見ている。今年も田澤のフル回転が求められることは間違いない。
王座奪回へ向け、キーマンとなる2人の日本人投手。過去2年間で勝ち取った信頼は絶大だけに、期待もさらに大きくなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count