マリナーズ史上最高の契約にイチロー　「数えきれないハイライトを見せた」

マリナーズは「3000万ドルも出さずにリーグMVPと新人王を獲得した」

　イチローは最高選手での選出を惜しくも逃したが、「最高の契約」で選出されている。

　寸評では「マリナーズはわずか1300万ドル（現在のレートで約15億5000万円）の入札でイチローとの交渉権を獲得。最終的には3年1400万ドル（同約16億7000万円）の条件でサインした。つまり、2001年のア・リーグMVPと新人王を3000万ドル（同約35億7000万円）も出さずに獲得したことになる」として、イチローの補強がいかにお買い得だったかを強調している。

「マリナーズ時代に7度メジャー最多安打を記録した。それ以外にも首位打者のタイトル2つ、ルーキー時代には盗塁王にも輝いた。マリナーズでは10度オールスターに選出され、通算打率3割2分2厘で2533安打に加え、数え切れないほどのハイライトを外野で見せてくれた」

　背番号51のシアトルでの輝きを讃えながら、MLBデビューからわずか1週間後のアスレチックス戦で見せた伝説のレーザービーム誕生の瞬間の動画も併せて紹介している。

　2012年途中にヤンキースに移籍し、今季からは3球団目となるマーリンズでのプレーが決まっているイチローだが、シアトルでの輝きや功績は全く色褪せていないようだ。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count