ダルビッシュは“MLB最強打者”トラウトとライバル関係 米メディアが特集
ダルビッシュとトラウトは「明らかにお互いを尊敬し合っている」
そして、4位に入っているのがトラウトVSダルビッシュだ。記事では、同じア・リーグ西地区で対峙することも多い2人の対戦成績を紹介。ともに2012年シーズンに本格デビューし、過去3シーズンは34打数10安打の打率2割9分4厘、4本塁打、出塁率4割、長打率6割7分6厘と、トラウトに少し分があるように見える。
「トラウトとダルビッシュはともに2012年シーズンにブレークし、それ以来、2人はゲームにおける最大のスーパースターとなった。彼らは抜きつ抜かれつのライバル関係を展開していて、明らかにお互いを尊敬し合っている」
13年シーズンにサイ・ヤング賞投票で2位に入るなどメジャー屈指のエースとなったダルビッシュ。対するトラウトも今や現役最強打者と呼ばれる選手の1人。寸評ではそのMLB屈指の打者と投手となった2人の関係をこのように表現している。さらに、昨季開幕前のキャンプでのエピソードを紹介。
「2014年シーズンに入るとき、トラウトはダルビッシュに対して28打席で出塁率4割4分1厘、4本塁打をマークしていた。スプリングトレーニングで対戦した際、ダルビッシュは直球以外の球種を投げることを拒否し『彼に他の球種を見せたくなかった。今年、トラウトに対するアプローチを少し変えようと考えている』と話していた」
記事では、この逸話から、ダルビッシュがトラウトを意識する相手として認めていることを示唆。逆に、トラウトも日本のエースとの対戦が楽しみであることを、これまで何度も明かしている。