Aロッドの野望は歴代最多本塁打!? 記録保持の“師匠”ボンズ氏に決意表明
Aロッドが“師匠”ボンズ氏にメジャー通算本塁打記録の更新を宣言!?
禁止薬物使用問題で昨年1年間公式戦出場停止となっていたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が先月の自主トレ中に“弟子入り”した元ジャイアンツのバリー・ボンズ氏に対し、同氏の保持するMLB本塁打記録を塗り替える決意を表明していたことが明らかになった。地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」が報じている。
同紙によると、現役時代に計7度MVPに選出され、762本の通算本塁打記録などを保持するスーパースターは「ベイエリア・スポーツ殿堂入り」の表彰を受けたという。
同氏は禁止薬物使用問題などで2007年シーズン限りでジャイアンツを退団し、そのまま現役を引退。その後、事実上メジャーから追放された形となっていたが、昨年のジャイアンツのスプリングキャンプで臨時コーチを務めたことで活動を再開させていた。
パワーのみならず、走攻守三拍子揃った天才と呼ばれたボンズ氏はこれまでも様々な選手の打撃指導を行ってきたが、今年1月にはヤンキースのAロッドに依頼され、サンスランシスコでマンツーマン指導を実施。記事によると、ボンズ氏は当時の様子をこう振り返っているという。
「あいつは面白いやつだった。“あなたの記録を破りたい”と言ってきたから“それは問題ないよ。もしも、それを成し遂げたいなら、我々はやらなければいけないことがたくさんある”と伝えたよ」