Aロッドの野望は歴代最多本塁打!? 記録保持の“師匠”ボンズ氏に決意表明
ボンズ氏「彼が記録更新を熱望していたことにワクワクしている」
“師匠”に宣言した本塁打記録更新は至難の技だ。Aロッドは1994年にメジャーデビュー以降、654本の本塁打を積み上げてきた。一方、師匠の金字塔は762本。今年40歳になるAロッドが新記録を樹立するためには臀部の手術や長期の出場停止というハンデを乗り越えて、残り109本を打たなければならない。今季ヤンキースは三塁手のレギュラー候補として、FAとなったチェイス・ヘドリー選手と再契約しており、出場機会が限定される可能性も出てきている。
「彼が記録更新を熱望していたことに、私はワクワクしているんだ」
そう語ったというボンズ氏。絶対的な打撃技術を誇る同氏には、カブスのデクスター・ファウラー、ナショナルズのケビン・フランドセンらも指導を仰いだという。マーリンズのマイケル・モースもジャイアンツ時代の昨季のプレーオフに放ったホームランはボンズ氏の指導の賜物と説明していた。
今オフ、ボンズ氏に弟子入りするという驚きの行動に出たAロッド。その内には大いなる野望を秘めていたようだ。果たして復活にかける執念は結実するか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count