球界初の試み!? 楽天が学生を対象に「データ分析コンテスト」開催

学生24人が基礎知識を習得し、分析の成果を発表「楽天が今季取り入れる戦略・戦術が生まれるかも」?

 楽天は13日、大学生・大学院生を対象に、今月20~22日の3日間で「データ分析コンテスト」を開催すると発表した。球界では異例の試みとなる可能性が高い。全国各地から113人の応募があり、その中から選ばれた24人(東北6県を含む)が楽天Koboスタジアム宮城での同コンテストに参加する。

 近年、日本にも「セイバーメトリクス」を代表とするデータ分析の手法が浸透してきたが、参加者はその基礎知識を習得すると同時に、実際のプロ野球ビジネスの場でデータ分析を経験。最終日には、学生が1人ずつ分析の成果を発表するという。

 テーマ例としては「ホームランが出やすい打球の角度および速度に関する分析」、「天候とチーム勝敗との関係性に関する分析」といったものが挙げられる。球団は「学生によるデータ分析によって、楽天イーグルスが今季取り入れる戦略・戦術が生まれるかもしれません」としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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