圧勝? 大敗? 大荒れの巨人紅白戦
控え組メンバー中心の紅組が21得点で圧勝
巨人が13日、春季キャンプで2試合目となる紅白戦(7イニング制、特別ルール)を行い、控え組メンバー中心の紅組が、坂本勇人、阿部慎之助、亀井善行らが並んだ白組に21対3で打ち勝った。ヒット数はなんと25本。2回に6点、5回に8点、6回に7点を奪い、圧勝した。
白組の先発投手は1軍の公式戦登板がなく、この日1軍戦に呼ばれた松本竜也投手。初回は無失点に抑えるも四球にボークと制球が甘く、7本の安打を浴び、一挙に6失点。3番手の青木高広も四球と連打で8失点。4番手の2年目19歳、田口麗斗も味方の拙守もあり、7失点と悪い流れを止められなかった。
打つ方に目を向ければ、紅組は1番の中井大介が4安打。2番の藤村大介も俊足を生かす内野安打など3安打で持ち味を発揮。4番に座った大田泰示も3安打をマーク。下半身の張りで別メニューだった井端弘和も4安打に犠牲フライ。大田は外野手の、井端は二塁手のレギュラー争いに大きくアピールした。紅組は打者一巡する回が3度もあるなど、打線がつながった。
巨人は15日にも紅白戦を行い、2次キャンプを行う沖縄へ移動する。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count