ジーター氏が”殿堂入り”を見送られるアクシデント 選出は持ち越しに

「ミシガン州スポーツ殿堂入り」の式典に出席できず

 昨季限りで現役引退した元ヤンキース遊撃手のデレク・ジーター氏が殿堂入りの式典を“ドタキャン”する結果となり、選出が見送られるアクシデントに見舞われたことを地元紙「デトロイト・ニュース」が報じている。

 記事によると、4歳からミシガン州カラマズーで過ごしたジーター氏は、現地時間12日(日本時間13日)に行われた「ミシガン州スポーツ殿堂入り」の記念式典出席を当日にドタキャン。式典関係者は気をもみながら“キャプテン”の凱旋を待ちわびていたが、当日午後5時に主役が現れないとする連絡を受けたという。

 ジーター氏側の説明によると、ニュージャージー州テターボロ空港から出発予定だったが、プライベートジェット2機がいずれも深刻な機体故障を起こした。午後3時に離陸して同5時前に着陸するはずだったものの「1機は出発したけど、戻らざるを得なかった」としている。

 ジーター氏はデトロイトのカジノ内「サウンド・ボード」で行われた殿堂入り式典の目玉で、記事によると、この式典の入場券は完売だった。

 ミシガン州の殿堂入りは式典への出席が選出の条件となっているために、次に式典が開催される来年度以降に持ち越しに。ジーター氏は殿堂入りが発表された昨年から、このセレモニー出席を心待ちにしていたという。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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