巻き返しは? ダルビッシュ、藤川のレンジャーズはMLB25位の低評価
勝敗予想は72勝90敗、アンケートでも負け越し予想が多いが…
今季、カブスから藤川球児投手が加入したブルペンの評価も相当低い。
「ブルペンはクエスチョンマーク満載だ。ネフタリ・フェリスは31回2/3を投げ、防御率は1.99だった。だが、FIPは4.90。彼は確かな存在とは言い難い。2011年から1シーズン投げ切ったことがない」
トミー・ジョン手術から復帰した守護神フェリスは2勝1敗12セーブだったが、その投球内容は不安定だったという。セイバーメトリクスの指標であるFIP(Fielding Independent Pitching)は運や守備力の影響を極力排除し、投手の純粋な能力を測る指標だが、これが極めて悪かったことに触れている。
昨季、新加入ながら長期離脱し、しかも大型契約を残すフィルダー、秋信守外野手らへの懸念、同地区のライバルの強さ、ピッチャー陣の不透明さがマイナス評価となり、予想の勝敗は72勝90敗。昨年の失速から5勝積み上げているが、今年も大きな負け越しが予想されている。
HP上のアンケートでも、70~79勝という予想が最も多く、負け越す可能性が高いと見るファンが多いようだ。下馬評を覆すために、ダルビッシュと藤川の奮起に期待が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count